みなさん、こんにちは。
元ピラティスインストラクター、現在はWebライターとして活動しているジュリーです。
今回は、ピラティスマシンを海外から個人輸入する場合の「発注〜搬入・設置」までの流れを、できるだけ分かりやすくまとめます。
私自身、実際にマシンの輸入や搬入サポートに関わった経験があるので、そのときに、
「これは先に確認しておいた方がいい」
「ここでつまずきやすい」
と感じたポイントも交えながら整理していきます。
目次
個人輸入をはじめる前の確認ポイント
まずは、「先に確認しておいた方がいい」ポイントを3つご紹介します。
1.「床面積」より「動線」を確認する
マシンが置けるかどうかは、単に床の広さや天井の高さだけではなく、
- マシンの周りを人が動けるか
- クライアントが乗り降りできるか
- 指導者が回り込めるか
といった動線がとても大事です。
「置けるけど、動けない」状態になるとレッスンがやりづらくなるので、動線まで含めてイメージしておくのがおすすめです。
2. 在庫状況は必ず確認する
これも大事です。
メーカーやモデルによっては、
- 製造待ち
- 出荷待ち
になっていて、思った以上に時間がかかることがあります。
目安としては、Balanced Body社のマシンの場合、製造+配送で2〜3か月かかります。
時期によってはもっと延びることもあるので、「いつまでに必要か」から逆算して、余裕を持って動くのが安心です。
もし「今すぐ欲しい」という場合は、
- 国内在庫がある販売店から購入
- 中古マシン
- 国内製造マシン
など、別の選択肢も検討してみるのもおすすめです。
3. 購入ルートを確認する
海外ブランドは基本的に輸入になりますが、購入ルートは1つではありません。
- メーカーから直接購入して個人輸入する
- 輸入代行(代理店)に任せる
- 国内で在庫品・中古品を買う
ブランドによっては個人輸入しかできないケースもあれば、逆に代理店やショールームが用意されているブランドもあります。
この選択肢を先に知っておくだけでも、判断がラクになりますよ。
個人輸入する場合の「発注〜搬入」までの流れと注意点
ピラティスマシンを個人輸入する場合、おおまかな流れはこの6ステップです。
- 問い合わせ
- 見積をもらう
- 支払い
- 運送会社から連絡
- 関税などを支払う
- 搬入・設置・廃材処理
ここでは、私が実際に輸入サポートをしたことがあるBalanced Bodyを例に、発注から搬入までの流れと注意点をまとめます。
メーカーによって細部は変わるので、大枠な流れとして参考にしてもらえればと思います。
1. 問い合わせ
まず前提として、Balanced Bodyは公式ショップには「Add to cart(カートに追加)」がありますが、2026年3月時点では、日本の住所では購入手続きに進めない仕様になっています。
なので、基本は公式の問い合わせフォームから連絡をして、購入手続きを進める流れになります。
https://www.pilates.com/contact-us/
ここで最初に伝えるのはシンプルでOKです。
- 日本から購入希望ということ
- 購入したい機種(リフォーマー/チェアなど)
- 名前
- 連絡先(メール)
また、「できるだけ早く対応してもらいたい」という場合は、国際電話での問い合わせがおすすめです。
要件・名前・メールアドレスを伝えると、その後、担当者からメールが送られてきます。
1-916-388-2838(受付:PST 6:00am–5:00pm / 平日)
2. 見積をもらう
問い合わせ後、担当者とやり取りしながら見積を出してもらう流れになります。
このときの見積に含まれているのは基本的に以下のみです。
- 本体価格
- 海外→日本(指定住所)までの国際送料
ここに、
- 関税・消費税
- 通関手数料
- 日本国内の搬入・設置費
などは別で発生することが多いです。
また、見積書は必ず
- 名前のスペル
- 住所の表記
- 機種・カラー・付属品
をよく確認してください
日本の住所表記に慣れていない担当者も多いので、住所や名前の表記ミスは起こりやすいです。
ここは遠慮せず修正依頼をしましょう。
3. 支払い
見積内容を確認したら、次は支払いです。
支払い方法はケースによりますが、一般的には
- クレジットカード
- 銀行送金(海外送金)
が多い印象です。
メーカー側から支払いフォームが送られてくるので、案内に沿って進めます。
4. 運送会社から連絡
支払いが完了すると、出荷〜輸送の段階に入ります。
このあたりからは、DHLなどの国際配送会社、または日本側の運送会社から
- 配送予定
- 通関に必要な確認
- 連絡先の再確認
などの連絡が入ることがあります。
ここで大事なのは、こまめにメールを確認すること。
返信が遅れると、そのぶん、通関や配送も遅れやすくなります。
5. 関税などを支払う
日本に到着した後は、必要に応じて
- 関税
- 輸入消費税
- 通関手数料
- 保管料(ケースによる)
などの支払いが発生します。
この連絡は日本側の運送会社から日本語で来ることが多いので、そこは少し安心ポイントです。
金額は機種や条件で変わりますが、まとまった額になることもあるので、最初から「別枠の費用」として見ておくのがおすすめです。
6. 搬入・組み立て・廃材処理
ここが、個人輸入でいちばん現実的に大変なところです。
搬入前に確認しておくこと
以下が、搬入前の確認リストです。
- 大型トラックを停められるスペースがあるか
- エレベーターの有無/サイズ/耐荷重
- 玄関や廊下、曲がり角を通れるか
- 階段搬入になる場合、何人必要か
ピラティスマシンは本当に重いので、搬入は最低でも3人、できれば3〜4人(男性1人以上いると安心)が現実的です。
エレベーターに入らない/玄関が通らない、というケースもあるので、「入らなかったらどうするか」まで事前に想定しておくと安全です。
クレーン搬入を手配したという事例もあるので、物件によっては選択肢として知っておくと安心です。
組み立てについて
組み立ては基本的に自分たちで行う前提になることが多いです。
組み立てマニュアルは基本、英語で書かれていますが、メーカー公式の動画やYouTubeで組み立て手順が見られることもあるので、事前に確認しておくとスムーズです。
廃材処理
梱包材(段ボール、緩衝材、パレットなど)がかなり出ます。
地域によって処分ルールが違うので、事前に
- 段ボールの出し方
- パレットが出た場合の処分方法
- まとめて処分したい場合の回収サービス
あたりを確認しておくのがおすすめです。
輸入代行サービスという選択肢(個人輸入が不安な人へ)
個人輸入は、英語でのやり取りや通関、配送・搬入の段取りなど、どうしても手間が増えます。
「ちょっと不安だな」
「そこまで時間をかけられない…」
という場合は、輸入代行サービスを使うのもひとつの選択肢です。
現時点で、輸入代行を依頼できる先としては、ピラティスマシン専門店のJuno Pilatesが中心になってくる印象です。
Balanced Bodyを検討している場合も、Juno Pilatesなら日本語で相談しながら進められるので安心です。
【Juno Pilatesのサポート内容】
- マシン選びの相談
- 海外メーカーとのやり取り代行
- 輸送〜国内配送の手配
- 搬入・設置・廃材処理まで対応
ただし、輸入代行はどのブランドでも使えるわけではありません。
もし利用できるなら、手間を減らして進めたい人は「輸入代行」、難しい場合や費用を抑えたい場合は「個人輸入」や「国内製造マシン」というふうに、状況に合わせて選ぶのがおすすめです。
まとめ
今回は、私の実体験をもとに、ピラティスマシンを個人輸入する場合の「発注〜搬入」までの流れと、注意点をまとめました。
これから個人輸入を検討している方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
もし「手間を減らしたい」と感じた場合は、輸入代行や国内製造マシン、中古マシンを利用するという選択肢もあります。無理のない方法を選ぶのがいちばんです。


