こんにちは。
ピラティスインストラクターのK.aです。
ピラティスを始めるきっかけとして体型を変えたい、コンプレックスを治したいという方は多いのではないでしょうか。
私自身もピラティスを10年以上続けてきて、身体の変化を感じてきました。
また、現在PHIピラティスインストラクターとして活動する中でも、コンプレックスに感じている部分を変えたいというクライアントの嬉しい変化も間近で見てきました。
実践者と指導者の両方の観点から、「ピラティスで本当に体型を変えることは可能なのか」をお話ししていきたいと思います。
目次
ピラティスで本当に体型は変わる!
ピラティスは、ただ身体を動かして脂肪を燃焼したり筋肉をつけるための運動ではありません。
身体を「本来あるべき位置」へと自分自身で身体を動かして整えることで改善していくのが特徴です。
体重を落とすのではなく「骨格からボディラインを整える」
「体重は変わってないのに、周りから『痩せた?』と言われる」ピラティス実践者としては嬉しい変化です。
例えば、「ストレートネック」や「巻き肩」を例に挙げてみましょう。
人間の頭の重さは大体4〜6kgあります。(ボウリングの球ほどの重さ)
常に頭が前に出ていたらかなり首や肩に負担がかかるのは想像がつくと思います。
さらに巻き肩が定着してしまうと、首が短く見えたり、デコルテラインの美しさが失われてしまいます。どんなに食事制限をして痩せたとしても、理想の体型には見えませんね。
「意識して胸を張る」は逆効果?
「ストレートネックだから頭を後ろに引っ張る」「巻き肩だから胸を張る」などの一時的なポーズの修正では、実は本来の改善になりません。
ずっと意識してキープし続けなければ元に戻りますし、他の部分(腰など)に負担をかけたり痛めてしまう可能性があります。
本来の肩や頭の位置に無理なく戻していくためのエクササイズを通して、無意識でも綺麗な姿勢をキープできるようになるのがピラティスの素晴らしい点です。
「ぽっこりお腹」や「前ももの張り」の解消にもピラティスが役立つ!
首や肩周りへのアプローチはもちろん、さらに見た目の変化を加速させるのは”お腹周り”でしょう。
「体重を落としても下っ腹だけ凹まない」「前ももがいつもパンパンに張っている」というお悩みはよく聞きます。
この原因は骨盤の位置が関係していることが多いです。
本来、骨盤の上に胸郭が乗っていることが理想なのですが、この関係性が崩れると上記のような状態になりやすいです。
鏡の前に立って身体を横から見てみると分かりやすいです。
・骨盤が前傾している状態:反り腰(ロードシス)
これらの姿勢は、腹筋群の低下や前ももの過緊張に繋がります。
骨盤は*ニュートラルポジション*と言う他の関節や筋肉に負担をかけないポジションに整えていくと、ぽっこりお腹や前ももパンパンは解消されていきます。
(ニュートラルポジション:骨盤が前にも後ろにも倒れていない中間位で、自然なポジションを指します。)
10年以上続けてきた私が感じる身体の変化
私はずっとO脚に悩まされてきました。
元々ずっとバレエを習っており、無理に足を開いてきたことでO脚が酷くなっていました。
バレエでは真っ直ぐな脚が求められているのに、バレエのせいで曲がってしまっているという…。
そこでピラティスと出会い、O脚に対するアプローチを続けてきました。
私の場合は、膝下を外に捻りすぎていたせいで、膝が内側に向いてつま先が外に向いている状態でした。
股関節のエクササイズや膝とつま先を揃えるエクササイズを続けたおかげでO脚は随分解消されました。
周りからも嬉しいことに「O脚が気にならなくなった」とか、「O脚だったの?脚真っ直ぐで綺麗だと思ってた」と言われるようになりました。
長年の身体のクセを直すのは根気のいる作業です。
ピラティスも一回のレッスンで見違えるほど身体は変わりますが、続けていかないと普段のクセに戻ってしまいます。
身体が覚えるまで繰り返し続けることでクセを直し、無理のない綺麗なラインを獲得することができるのですね。
体型の変化を感じる期間と頻度の目安

ピラティス創始者のジョセフ・ピラティスの有名な言葉に、「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で全く新しい身体を手に入れる」という言葉があります。
それぞれでどのような効果が期待できるでしょうか?
10回で違いを感じる
自分の姿勢や身体の動作のクセに気づく。普段使っていない筋肉を使い、硬い場所はストレッチされ、身体の変化を感じる。
20回で見た目が変わる
身体の伸びと腕やお腹などの引き締まりを感じるようになる。普段の生活でも意識するようになり、見た目の変化に現れるようになる。
30回目で全く新しい身体を手に入れる
身体全体の柔軟性の向上と身体を安定させるインナーマッスルの筋力が上がる。ピラティスに慣れてきてエクササイズの幅も広がる。普段の生活でも無意識に良い姿勢が保てるようになってくる。
最短で体型を変えたい!そんな時は「パーソナル」と「マシン」がおすすめ!
今はグループレッスンにもマットだけでなくマシンがあり、ピラティスの選択肢は増えてきています。
ただ、もし最短で気になるところを変えたいならば「マシンパーソナル」をおすすめします。
グループレッスンとパーソナルレッスンの違い
グループレッスンは始めやすいですし、一緒に頑張る仲間がいるので楽しくかつ習慣化しやすいです。
しかし、特にピラティスを始めたばかりの人が陥りやすいのは、本当にやり方があっているか分からないまま進んでしまうことです。
少人数のクラスだと1人ずつ見てくれるところもありますが、自己流のクセがついてしまうこともあります。
パーソナルレッスンは、1対1なので仲間の存在というのはないですが、自分のクセをしっかり見てもらいながら進められるので身体の変化はグループレッスンよりも早く感じられます。
また、マシンはエクササイズをする上で身体へのフィードバックが分かりやすいので、効かせたい筋肉にスイッチが入るのも早いです。
マットは自重でコントロールをしないといけないので、難易度は実は高いです。
一方で、マシンはスプリング(バネ)が動きをサポートしてくれたり、重りになって負荷をかけたりしてくれます。
運動に自信のない方でも、「今、背骨が1個ずつ動いてる!」「お腹の奥が効いている!」など感覚を掴みやすいので、結果的に体型の変化を加速させてくれます。
実際のパーソナルでの体型変化
私が実際に指導しているクライアントの中でも、パーソナルレッスンで素晴らしい変化を遂げた方はたくさんいらっしゃいます。
40代女性(デスクワーク)
月2回で継続中。肩こりが酷かったが、気づいたら肩こりが解消されていた。ストレートネックであったが、デコルテラインが綺麗になった。
50代女性(反り腰・ぽっこりお腹)
骨盤の位置を調整し、腹筋群を強化したことでぽっこりお腹解消。長年続けているヨガでも新しい視点で取り組むことができ、腰を使いすぎない身体の使い方を習得し、楽しく通われている。
ピラティスで理想の身体を手に入れよう
ピラティスで体型が変わる。それは単に痩せることではなく、「自分の身体を正しく扱い、本来の美しさを取り戻すこと」です。
私自身、10年続けてもまだまだ新しい発見があります。
まずは10回、20回、30回と自分の身体と向き合ってみてどのような身体の変化があるかを感じてみてください。
10年前の私や、私のクライアントがそうであったように、あなたも「全く新しい身体」を手に入れる喜びをきっと実感できるはずです。


