ホームコラムピラティスで骨盤矯正|指導歴10年以上のプロが勧めるエクササイズ3選!

ピラティスで骨盤矯正|指導歴10年以上のプロが勧めるエクササイズ3選!

現在、私はインストラクターの養成・研修、そして教材作成やワークショップを行い、年間200名以上の育成に携わっています。

そんな私がピラティスを始めたのは、今から約20年前、3人の息子を育てていた30代の頃。

出産や子育てによる骨盤の歪みや身体の歪みの影響で、たびたびぎっくり腰を起こしていたことがきっかけでした。

当時はスポーツインストラクターとしても活動しており、仕事に支障が出て困っていたのを覚えています。

前職で、海外のバレエ学校ではピラティスが必須科目であると知っていたこともあり、「身体を整えるエクササイズ」という認識はなんとなく持っていました。

ちょうどそのころ、アメリカでセレブに人気のピラティスが日本にもじわじわ広がり始め、「もしかしたら私も変われるかも!」「体調が良くなるかも!」と思い、すぐに始めました。

実際、すぐに効果が出たわけではありませんでしたが、学びながら続けるうちに、私の不調の原因は「骨盤の歪み」にあると気づきました。

そして、骨盤を整えることで体調が徐々に改善!!!気づけば、不調知らずの体を手に入れていたのです。

今回は、そんな私の経験をもとに、なぜ骨盤調整にピラティスが効果的なのか、初心者でもできる簡単エクササイズとあわせてご紹介します。

そもそも骨盤の歪みとは?

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骨盤の歪みは、日常のクセや姿勢の乱れから生じる体のアンバランス状態です。骨盤は身体の土台として全身に影響を及ぼすため、歪みが生じるとさまざまな不調を引き起こす可能性があります。

骨盤が歪む原因

骨盤が歪む主な原因は、日常生活における姿勢のクセや筋力のアンバランスにあります。

たとえば、足を組む癖や片足に体重をかけて立つ習慣、長時間のデスクワークなどが挙げられます。

こうした無意識の動作によって左右の筋肉のバランスが崩れ、骨盤が少しずつ傾いたりねじれたりしていきます。

また、私のように出産後の女性は骨盤が開いた状態から回復しきらずに歪みが残るケースもあります。こうした積み重ねが、骨盤の歪みを引き起こすといえるでしょう。

歪みによって引き起こされる体の不調

骨盤の歪みは、体全体にさまざまな不調を引き起こす原因となります。

代表的な例として、腰痛や肩こり、冷え性、むくみ、生理不順などが挙げられ、私のぎっくり腰もこれに含まれます。

骨盤の位置がズレることで、内臓や筋肉、血流、神経の働きに悪影響を及ぼすためです。さらに、姿勢の乱れにもつながり、猫背や反り腰など見た目の印象にも影響を及ぼします。

こうした不調は放置しても自然には改善しにくいため、早めの対策が重要になるでしょう。

ピラティスとは?骨盤調整に向いている理由

ピラティスは、身体の中心(コア)にあるインナーマッスルを鍛えることで、体のバランスを整えるエクササイズです。骨盤や脊柱の可動性を向上させる動きが多く含まれており、歪みの改善に効果的とされています。

ピラティスの基本的な考え方

ピラティスは、身体の中心(コア)を安定させることを重視し、呼吸と動作を連動させながら、体幹を中心に全身を整えていきます。

その考え方の基本はピラティスさんの著書である「コントロロジー(Contrology)」と呼ばれる本にも記されており、自分の体を意識的にコントロールすることにあります。

骨や筋肉を正しい位置で動かすことを目的として、姿勢の改善や歪みの矯正に直結する点が特徴です。こうした理論が骨盤調整に適している理由のひとつといえるでしょう。

骨盤まわりの筋肉を鍛えるアプローチ

ピラティスでは、骨盤を始め身体を支える筋肉群、特にインナーマッスル(深層筋)を集中的に鍛えるアプローチが採られます。

横隔膜、骨盤底筋群、腹横筋、多裂筋のパワーハウス(コア)と呼ばれる日常生活ではあまり意識されにくい筋肉にアプローチできる点が強みです。

これらの筋肉を活性化することで、骨盤が自然と正しい位置に戻りやすくなり、歪みの改善につながります。

筋力と柔軟性を同時に養うことで、無理なく骨盤のバランスを整えることができるでしょう。

他の運動との違い(ヨガやストレッチとの比較)

ピラティスはヨガやストレッチと似ているイメージを持たれがちですが、明確な違いがあります。

ヨガは心身の統一やリラクゼーションを目的とする一方で、ピラティスは筋肉の使い方と骨格の整合性に重きを置いています。

また、ストレッチは主に柔軟性を高めることに特化していますが、ピラティスは筋力と柔軟性の両面をバランスよく鍛える点が特徴です。

こうした違いにより、ピラティスは骨盤調整に特化した効果を発揮しやすい運動だといえるでしょう。

初心者でもできる!骨盤調整ピラティスの簡単エクササイズ3選

骨盤調整は特別な器具やハードなトレーニングがなくても、簡単なピラティスの動きで十分にアプローチ可能です。

ここでは、初心者でも無理なく取り組める3つの基本エクササイズをご紹介します。

① ペルビックチルト・ペルビッククロック

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仰向けに寝て、両膝を立て、足は腰幅に開きます。腰のあたりは自然なカーブ(腰のアーチ)ができているのが理想的です。

ペルビックチルトは、そこから息を吐きながらおへそを背骨の方へ引き寄せるようにして、骨盤を後ろに傾けて下腹部に軽く力を入れます。

吸いながら骨盤を前へ傾け、腰とマットの間に少し隙間ができるようにします。

この前傾と後傾の動きを、呼吸に合わせて数回繰り返します。

ペルビッククロックは、骨盤の動きを時計盤に見立てて、立体的に動かします。

仰向けのまま、恥骨のあたりを12時、おへそ辺りを6時、右の腰骨を3時、左の腰骨を9時とイメージします。

前後の動きだけでなく左右にも意識を向け、時計の針が円を描くように、12時→3時→6時→9時→12時と、骨盤を滑らかに回すようなイメージで傾けながら動かします。

反時計回りも行います。無理に大きく動かそうとせず、骨盤の内側に意識を向けて、骨盤まわりの小さな筋肉やインナーマッスルを目覚めさせます。

②ショルダーブリッジ(骨盤と脊柱の可動性アップ)

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ショルダーブリッジは、背骨を1つずつ動かすように意識しながら骨盤と脊柱を持ち上げていくエクササイズです。

仰向けに寝て膝を立て、ゆっくりと骨盤を丸めるようにしてお尻、背中の順で持ち上げることで、骨盤まわりの柔軟性が高まり、可動域につながります。

背中からお尻にかけて滑らかに動かすことで、筋肉の協調性も養われ、骨盤が安定しやすくなります。

③ クアドループドリーチレッグ(体幹強化)

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四つ這いの姿勢から片手と反対側の脚を同時に持ち上げるクアドループドリーチレッグは、体幹のバランス力を高めるのに効果的です。

骨盤を水平に保ち、背筋を伸ばして体幹を安定させたまま四肢を動かすことで、腹部と背中の深層筋に刺激が入ります。

この動きは骨盤の左右バランスを整えるのに非常に有効で、日常生活での安定した動作にもつながります。

ピラティスを続けるとどう変わる?嬉しい変化

ピラティスは継続することで体の内側から変化が表れ、日々の生活が快適になります。姿勢の安定や不調の軽減、美しいボディラインの形成など、嬉しい変化が実感できるのが魅力です。

姿勢の改善

体幹や骨盤まわりの筋肉が強化され、自然と姿勢が整うようになります。

特に猫背や反り腰は、筋力のアンバランスによって引き起こされることが多いため、深層筋を鍛えることでこれらの歪みが軽減されます。姿勢の改善は、見た目の印象にも良い変化をもたらします。

腰痛・肩こりの軽減

骨盤や背骨の位置が安定することで、筋肉や神経への余計な負担が減り、腰痛や肩こりの改善につながります。ピラティスは痛みの原因に対して根本的にアプローチできるため、長期的なケアとしても有効です。

女性らしいボディラインに

インナーマッスルを鍛えることで、ウエストやヒップラインが引き締まり、しなやかで女性らしい体型が目指せます。骨盤が整うことで内臓の位置も正され、見た目だけでなく内面の健康にもつながるでしょう。

まとめ|骨盤を整えるなら、ピラティスを始めよう

骨盤の歪みは体調不良や体型の崩れにつながりますが、ピラティスを取り入れることで根本からの改善が可能です。

初心者でも無理なく始められる点も魅力で、続けることで健康と美しさの両立が期待できます。

今日からできるピラティスで、理想のバランスとボディラインを目指してみてはいかがでしょうか。

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Keiko
Keiko
高校・大学時代に単身渡米し、ミュージックビジネスを専攻。
帰国後は音楽業界、留学カウンセラー、英会話講師、医療翻訳家、コンテストスピーチ講師など多方面でフリーランスとして活動。

30代で体調を崩したことをきっかけにピラティスに出会い、以来20年以上実践。指導歴10年以上。
2023年よりインストラクターの養成・研修を中心に活動中。教材作成やワークショップを通して、年間200名以上の育成に携わっている。

【資格】
STOTT PILATES認定 インストラクター
FTPマットピラティスベーシックインストラクター
FTPバレトンソールシンセシスインストラクター
RYT200
KAATSUインストラクター


ミセスコンテスト 世界グランプリ
ミセスコンテスト National Director

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