ピラティススタジオやSNSの世界でふと目に入るのが、インストラクター達の綺麗な足元。
カラフルなウェアや、ちょっと可愛いソックスに目線が奪われたかたも多いですよね。
「あれって、やっぱり必要なのかな?」
「まだそこまで揃えなくてもいいよね?」
ピラティスを続けていると、誰かに聞くほどでもないけど、なんか気になる…
そんな小さな疑問が、ふと思い浮かぶ瞬間がありますよね。
特に、ピラティスが“日常”になってきた頃や、これから教える立場になりたい!と考え始めたタイミングでは次から次へ溢れ出すのではないでしょうか?
今回の記事では、実践者として、長年ピラティスに触れている方や触れていきたい方、また、今後インストラクターになりたい、なったばかりという方に向けてお伝えをしていきます。
おすすめのソックスもご紹介しますので、記事をご覧になったあとはぜひご検討してみてくださいね。
目次
ピラティスソックスは必須ではない

まず大前提として、ピラティスは裸足でも行えます。
実際、床やマットを直接感じられる裸足のほうが好き!という方も少なくありません。
私自身でいうと、特にこの冬場はスタジオの底冷えがあったりする現場もあるので、ソックスは必須になっていますが、夏場のマットピラティスの際には素足のことが多いです。
絶対にこうだ!という決め事は作っていませんが、自己練習メインの時、レッスンメインの時など「今日はこのソックスを履こう!」とその時の自分のパフォーマンスが最大限に発揮できるよう、最適なものに手を伸ばすようにしています。
特に、学びに行く時や、レッスンを受ける側になる時など、丁寧に自分の身体と向き合いたい日には足元の安定が必須だと感じます。
土台である足元が安定すると、無意識に入っていた力がふっと抜けたり、その結果、体全体の動きがスムーズになったり、呼吸が深く入ることを感じられます。
ピラティスソックスは、自分を美しく見せる、個性を出すなどのファッション性の部分が大きいイメージですが、今の自分に“足す”ためというより、動きの質をそっと支えてくれる、どちらかというと裏方のような存在なのだと思います。
インストラクターがソックスを選ぶ理由

上記でお伝えしてきたように、現場で指導をしているインストラクターがピラティスソックスを選ぶ理由は、決して「おしゃれだから」だけではなく、いくつかの大切なポイントがあります。
① 1番の基本、安全性
マシンピラティスでは、フットバーやプラットフォームに足を乗せる場面が多くあります。
その際に足元が安定せず、正しく力が発揮できないと、フォームの崩れや余計な緊張、間違った身体の使い方に繋がりやすいのです。
グリップのあるソックスは動きの中でのブレを減らし、安心して身体を支えられる土台を作ってくれます。
② 足裏の感覚を研ぎ澄ませるため
足裏は、姿勢や重心を感じ取る大切なセンサーとなります。
身体を変えたいと沢山動いていたり、スタジオに通っているのに中々変わらないという方は、1番の土台となる足元を見てあげられていないかもしれません。
特に足部は細かい骨が集まっており、とても繊細で歪みやすく、感覚も鈍くなりやすいです。パーソナルのピラティスレッスンでも、細かく足指まで見てくれる先生を見つけられるといいですね。
厚すぎず、薄すぎず、サポート力も強過ぎない、そんなソックスは、床やマシンからの情報を、程よく伝えてくれます。
感覚がクリアになっていくと「今どこに乗っているか」「どこを使っているか」が、自然とキャッチできるようになっていき、ピラティスの求める心身のコントロールに繋がっていきます。
③ 信頼感は、足元からにじむもの
身だしなみは、【ちゃんとして見せる】ためというより、安心してもらうための空気づくりだと感じています。
ソックスひとつで何かが大きく変わるわけではないけれど、その小さな積み重ねが、「この人になら身を預けても大丈夫そう」そんな印象に繋がっていく気がします。
目的別:ピラティスソックスの選び方

よくあるソックス選びの失敗談として実際にこんな声もよく聞きます。
・サイズが合わず、指先に違和感が出る。ずれる
・洗濯を重ねると、すぐに劣化してしまう
「人気だから」「可愛いから」という理由だけで選ぶと、レッスン中、どこか気になってしまい、本来の動きに集中しづらくなることもあります。
ソックスは、主役ではなく、あくまでサポート役。
“履いていることを忘れられるかどうか”この視点は、意外と大切だと感じます。
レッスン受講が中心の方
まずは、ベーシックな滑り止め付きソックスで十分だと思います。締め付けすぎず、緩すぎず、足裏全体が安定するものを選びましょう。
マシンピラティス中心の方
安定感と耐久性を重視したタイプがおすすめです。
かかと付きのものは、ズレにくく安心感がありますし、特に使用して欲しいのは5本指ソックス。足指までの繊細な意識を繋げるためにも動きやすい5本指がおすすめです。
インストラクター養成中・これから現場に立つ方
複数足をローテーションできるよう、履き心地と洗濯耐久性のバランスが取れたものを沢山試してみてください。
レッスンを「受ける側」から「伝える側」へ移る時期は、必然的に道具との向き合い方も少しずつ変わっていきます。
私のお気に入りは、冬場はクルー丈の5本指で指先まで包まれているもの。温活も重視しています。
夏場はくるぶし丈でオープントゥの5本指ソックス。フットネイルも楽しみつつ機能性を大事にしています。
おすすめブランド
ここでは、実際に現場で使用されることの多いブランドをいくつかご紹介します。
【Toesox】
アメリカ発の全世界で愛されるブランド。グリップ力の強さや耐久性においても抜群で、カラーもデザインも豊富な為、毎日ウェアを着るインストラクターにはとても重宝するブランドだと思います。
【knitido+】
様々なスタジオとも提携しており、スタジオ販売で購入できるソックスといえばここ。このロゴを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
世界初のエアークッション入りソックスがあり、ハイサポートが好みの方は特におすすめです。エアークッションの入る場所もバリエーションがある為、自分の足に合うものを探してみてください。
【Tabio】
日本発の老舗ブランド。ピラティスだけでなく、ヨガやランニング等様々なスポーツで使用できる製品が揃っています。
【履いていることを忘れるほどの快適さ】を目指している通り履き心地は抜群。その繊細な縫製を足元から感じてみてください。
まとめ:足元の意識はインストラクターとしての第一歩
ピラティスソックスは、特別な人だけが履くものではありません。自分の身体をどう扱うか、どんな環境で動くのか。その小さな選択の積み重ねが、やがて動きの質や、信頼感として表れていくのではないでしょうか。
もし今、ピラティスとの向き合い方が少し変わってきているのなら、足元から見直してみるのも一つかもしれませんね。
そのお気に入りの一足が、あなたのピラティスをもう一段、深いところへ連れていってくれるかもしれません。


