ホームコラムBASIピラティス養成コースの内容とは?費用や受講期間、実体験もあわせて紹介!

BASIピラティス養成コースの内容とは?費用や受講期間、実体験もあわせて紹介!

みなさん、こんにちは。元ピラティスインストラクターで、現在はWebライターとして活動しているジュリーです。

「BASIピラティス養成コースは、実際どんな感じ?」
「興味はあるけれど、一歩踏み出すべきか迷っている」

今回はそんな悩みをお持ちの方に向けて、BASIピラティス養成コースについて分かりやすくご紹介します。

私自身、マットとマシンの資格コース(コンプリヘンシブコース)を修了し、BASIピラティスインストラクターとして3年間現場で働いてきました。その実体験も交えながら詳しく解説していきますね。

そもそもBASIピラティスとは?

BASIピラティスは、1989年にコンテンポラリー・ダンサーのラエル・イサコヴィッツ氏によって考案されたピラティスメソッドです。

名称の「BASI」は、Body Arts and Science International(ボディ・アーツ・アンド・サイエンス・インターナショナル)の略称から名付けられました。

このメソッドは、ジョセフ・ピラティス氏が築いた伝統的なピラティスに、解剖学などの科学的知識、さらにはダンスやヨガ、スポーツの要素を融合させた独自のスタイルが特徴です。

ダンサー出身のイサコヴィッツ氏が生み出した動きは、驚くほどダイナミックで洗練されています。

私も現役時代、先輩インストラクターたちの動きを見て「まるで芸術のようだ!」と衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。

現在は南カリフォルニアのニューポートビーチに本部を構えており、実践者や指導者は世界40カ国以上に広がっています。

数あるピラティス団体の中でも最大規模の一つであるため、将来的に国際的な活躍を目指す方には、特におすすめしたい資格といえます。

BASIピラティス養成コースの内容は?受講期間や費用は?

ここからは、BASIピラティスの資格の詳細について分かりやすく説明していきますね。

まず、BASIピラティスの資格を日本で取得する場合は、BASI JAPANが主催する養成コースを受講する必要があります。

BASIの養成コースは大きく3つのコースに分かれていますので、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

1.ファンデーションコース

このコースは、マットピラティスの資格です。マット上で行うエクササイズを中心に、ピラティスの本質やマシンの基礎をじっくり学んでいきます。

私自身、マット資格のみで活動していた時期は、マットプライベートやグループレッスンを中心に担当していました。自宅でも手軽に取り組めるマットピラティスは、お客様からも意外に人気が高かったのが印象的です。

  • 受講期間:数か月から半年
  • 費用目安:60万円前後($3,900)
  • 対象:未経験者から初心者、中級者

2.コンプリヘンシブ(マット+マシン)コース

マットに加え、専用マシン(リフォーマー、キャデラック、チェア、ラダーバレルなど)を使用したマシンピラティスについても学んでいくコースです。

私が受講したのが、まさにこのコースです。マシンが加わったことで、指導の幅がぐっと広がったのを覚えています。

マットのエクササイズは約60種類ですが、マシンはなんと200種類以上。

一人ひとりに合わせたメニューが格段に組みやすくなり、マットのみの指導よりもお客様に効果を実感していただきやすくなった、という印象です。

  • 受講期間:半年~1年間
  • 費用目安:100万円前後($6,600)
  • 対象者は:未経験者から初心者、中級者

3.グラデュエイトコース

このコースは、ファンデーションコースを修了した方、あるいはすでにマットの資格をお持ちの方が対象です。こちらを受講することで、ピラティスマシン資格のみを取得することができます。

マシンの資格を持つことで、より多様な悩みを持つクライアントに対応できるようになるため、スキルアップを目指す方には非常におすすめです。

  • 受講期間:数か月から半年
  • 費用目安:50万円前後($3,200)
  • 対象:ファンデーションコースを修了者、またはマットの資格保有者

各コースのお申し込みはこちらから▼
BASI JAPAN公式ホームページ

【実体験】BASIピラティス養成コースで意外と苦労したことは?

ここからは、私自身のリアルな養成コース体験談をお話しします。もちろん楽しく充実した時間ではありましたが、苦労した部分もありました。

特にハードだったのが、「自己実践」と「ティーチング練習」の積み上げです。

まず、私が受講したコンプリヘンシブコースでは、合計200時間もの自己実践が課せられていました。

この時間をこなすためには、練習時間と練習場所の確保が大きな課題となります。

マットピラティスであれば自宅でも取り組めますが、マシンの場合はどうしてもスタジオに出向く必要があるため、通う手間も含めて少し大変でした。

当時の私はピラティススタジオで勤務していたため、仕事の合間や勤務後、さらには休日を返上してスタジオに通い、同期の仲間たちと練習に励んでいました。

休日に遊ぶ余裕などはほとんどなく、まさにピラティス漬けの毎日です。今振り返れば、仲間と切磋琢磨した良い思い出ですが、当時は「想像以上にハードだ……」と感じていました。

そしてもう一つの大きな山が、同じく200時間を求められる「ティーチング練習」です。

こちらも時間と場所の確保に加え、練習台になってくれる“ボディ役”を見つけることが必須となります。

ピラティスに興味を持ってくれる方は意外と多いため、ボディ役を探すこと自体はそれほど難しくありませんでした。

ただ、課題として長期的な身体の変化を記録する必要があったため、同じ方に継続して通い続けてもらわなければならないという点には、最後まで気が抜けませんでした。

私の場合は、資格取得を応援してくれていた両親や友人が快く引き受けてくれたおかげで、なんとか乗り切ることができました。

【実体験】BASIピラティス養成コースを受講する上での心構えは?

ここからは、BASIピラティスの養成コースを受ける上での「心構え」についてお話します。これは今の私が、当時のズボラな私に言っておきたかったことでもあります(笑)。

BASIピラティスの養成コース(コンプリヘンシブコースの場合)は、実際の講義日数こそ12日ほどですが、その合間に行う自主的な実践やティーチング練習のボリュームが意外と大きいのが特徴です。

そのため、単なる「資格取得のための勉強」と捉えるよりは、「ピラティスを習慣化する」「生活の一部にする」といった心構えで臨むのがおすすめです。

そうすることで、試験直前に時間に追われることもなくなりますし、何よりピラティスの効果をこれまで以上に深く実感できる、充実した期間になるはずです。

資格取得までのプロセスは、きっと皆さんにとってかけがえのない特別な経験になります。少しでも興味がある方は、ぜひトライしてみてくださいね。

【結論】zen place転職を考えるなら、どの資格が現実的?

現在、zen placeはこれまで採用していたBASI Pilatesとの契約を終了し、自社のインストラクター資格である「Zen Place Pilates Education」を採用しています。 

こうした状況を踏まえて、 

「zen placeで働くなら、どの資格が現実的?」
「それでもBASIはおすすめできる?」
「結局、費用はどれくらい見ておくべき?」

といった疑問について、わかりやすく解説していきます。

1. BASI の有効性について(zen place転職を目的とする場合)

まず、zen placeへの転職を最優先で考えるなら、BASIの資格取得は、正直、優先度が下がると思います。

というのも、現在zen placeでは、「Zen Place Pilates Education」という独自資格を軸に育成の仕組みが整っているからです。

そのため目的が、

「将来的にzen placeで働きたい」

であれば、まずは Zen Place Pilates Educationの取得が現実的です。

さらに「今すぐにでも、zen placeでインストラクターになりたい」という人は、先に入社して、入社後にZen Place Pilates Educationの資格取得ルートに乗るという選択肢もあります。資格取得費用のサポート(最大50%支援)が受けられる制度も用意されています。 

一方で、「zen placeで働きたいけど、知名度のある“国際資格”も持っておきたい」という人もいると思います。 

その場合は、Balanced Body を候補に入れるのが良いと思います。 

Balanced Bodyは、zen placeでも追加での資格取得が推奨されているメソッドの一つで、国際的に認知度のある資格です。

時間と費用の負担は増えますが、将来的にzen place以外でも活動の幅を広げたいなら、Zen Place Pilates EducationBalanced Bodyの組み合わせは選択肢としておすすめです。

まとめると、zen placeへの転職が目的の場合、BASIの資格は優先順位としては、高くなりにくいという位置づけです。

おすすめは、入社前または入社後に、

  • Zen Place Pilates Educationを取得する
  • Balanced Bodyを取得する
  • 両方取得する

このいずれかを検討することだと思います。 

2.友人がBASIの資格をとりたいと言ったら、ぶっちゃけすすめる?

ぶっちゃけ、「すすめるか・すすめないか」で言うと、私はすすめます。

ただし、条件つきです。

というのも、ピラティス資格は「どれが正解」ではなくて、その人が何をしたいか(将来の働き方・教えたい層・学びたい方向性)で、合う流派が変わるからです。

まず、王道の流派として名前が挙がりやすいのは、

  • BASI Pilates(バシ・ピラティス)
  • STOTT Pilates(ストット・ピラティス)
  • Balanced Body(バランスド・ボディ)
  • Peak Pilates(ピーク・ピラティス)

歴史も長く知名度もあるため、フリーランスで活動する場合でも「この資格ね」と認識されやすく、信頼につながりやすい面があります。

BASI Pilatesはどんな人におすすめ?

BASIは私の感覚だと、“ストイックに動きたい人”に向いています。正確で美しい動きを求められるので、ダンス経験者の方にも相性が良いと思います。

さらに、フロー(Flow)という止まらずに動き続ける要素もあるので、ピラティスを瞑想ワークとして深めたい人には、かなり向いていると思います。 

STOTT/Balanced Body/Peak はどんな人におすすめ?

一方で、STOTT Pilates、Balanced Bodyは、より解剖学や運動科学にもどづいたピラティスという印象です。

怪我の予防・ケア、高齢者、さまざまな症状を持った方まで、より柔軟に見ていきたい人には、こういった流派のほうが合うと思います。

一方でPeak Pilatesは、よりクラシカル寄りで、伝統的なジョセフ・ピラティスのメソッドを体系的に学びたい人におすすめです。 

ちなみに「Zen Place Pilates Education」はどう?

zen placeが提供している資格「Zen Place Pilates Education」 は、比較的新しい資格です。

PMA認定されている(国際的なピラティス団体の基準に沿った資格として扱われる)という意味では信頼できる一方で、BASIのように「日本以外でも通用する資格か」という観点では、王道資格に比べるとまだ未知数な部分は残ると思います。

なので、私が友人に「結論、どの資格がおすすめ?」と相談された場合、

  • 将来インストラクターとして国際的に活動したい
  • フリーランスも視野に入れている

のなら、まずは王道の BASI/STOTT/Balanced Body/ Peakのどれかをすすめると思います。

3.BASI養成コースで、総合的にいくらかかった?追加費用は?

私が取得した当時は新卒でzen placeに入社していたこともあり、当時BASIを採用していた会社側が費用を負担してくれたため、自己負担はほとんどありませんでした。

ただし現在は、BASIはzen placeが採用している資格ではないため、受講料・スタジオ利用料は基本的に自己負担になる前提で考えておくと安心です。

受講料は、本記事の各コース紹介を参考にしてください。

自己実践やティーチング練習のためのスタジオ利用料については、月額11,000円のメンバーシップに加入するか、自己実践:1時間1,000円/指導練習:1時間3,000円で利用できる形になっています。

※詳しくは、BASI JAPAN公式ホームページの「受講前のよくある質問」をご確認ください。 

ここからは、それに加えて追加費用についてを、私の実体験も踏まえて整理していきます。コース受講料とスタジオ利用料以外で、実際にかかりやすいのは、ざっくり次の2つです。

  • 筆記試験対策の参考書代:2,000〜6,000円
  • 養成コース開催スタジオまでの交通費:1回あたり往復で1000円前後〜

BASIの養成コースは主要都市(大阪・神戸・東京など)を中心に開催されることが多いため、その地域に住んでいない方ほど、交通費は現実的にかさみやすいと思います。 

また、筆記試験では解剖学の問題が出ることもあり、テキストだけでは補いきれない内容が含まれる場合があります。私も含め、養成コース生の多くは基礎解剖学の参考書を実費で購入して勉強していました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はBASIピラティスの資格取得について、BASIピラティス資格保有者で、3年間ピラティスインストラクターとして活動した私自身の実体験を交えて解説いたしました。

「BASIピラティス養成コースに興味があるけど迷っている」という方が一歩を踏み出すきっかけになれましたら幸いです。

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ヨガ・ピラティスの講師、ダイエット経験者など、さまざまな方々からのゲスト投稿および口コミ体験談です。
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