こんにちは。
ピラティスインストラクターのK.aです。
私は、PHI Pilatesという流派の資格を取得し、現在インストラクターとして活動しています。
ピラティスインストラクターになりたいけど、どこの資格を取るのが良いのか、そもそも資格は必要なのか、どれくらい費用がかかるのか、と悩む方に必見です。
私もどこの資格を取得するか、かなり悩みました。
ピラティスの全てのマシンを使えるように養成コースに通おうとすると、100万円前後はかかってきます。できるだけ失敗したくないと考えるのは当然です。
私は最終的に2つの流派で迷い、PHI Pilatesに決めました。
それぞれのマスタートレーナーがオーナーをしているスタジオで体験レッスンを受け、その時の印象と自分のやりたいピラティスの方向性と合うところ、として判断しました。
また、費用や持続して勉強できる環境であることも条件として検討しました。
今日は資格を取るメリットと資格取得に伴う費用をお伝えします!
目次
ピラティスの資格はそもそも必要?
ピラティスの資格はあった方が良いです!
養成コースでは解剖学はもちろん、どういう人に合うエクササイズなのか、どのようにエクササイズを展開させていくのか学ぶことができます。
骨や筋肉の名前がわからなくてもピラティスに必要な部分は養成コースで学べるので、特に身体の知識に不安があるという方は、養成コースに通った方が良いと個人的に思います。
また、体に詳しい理学療法士や作業療法士の方も、ピラティスの養成に通う方は多いです。
特にPHI Pilatesでは、養成コースにくる人の半分が理学療法士という事もあるくらいです。
自分の持っている知識をピラティスにより、さらに広げられるからですね。
どんな方でもピラティスのインストラクターとして活動したい場合は、資格を取るのが良いでしょう。
私の実体験ですが、体験レッスンにいらした方から「K.aさんがPHI Pilatesで資格を取得しているから受けに来た」とお話いただいたことがありました。
「PHI Piatesは解剖学に強いとネットで調べたので、PHI Pilatesインストラクターのレッスンを探して辿り着きました」と。
ピラティスの流行もあるとは思いますが、最近のクライアント様はよく調べていらっしゃいます。
資格の有無が全てではないですが、クライアントとの信頼関係を作る一つの理由となると感じた経験でした。
ピラティスの資格取得には、どれくらいの費用がかかる?
流派によりますが、大体の目安があります。
・コンプリヘンシブ(全マシン):100万円前後(もしくはそれ以上)
マシンには、リフォーマー、チェア、タワー、ラダーバレル等いくつか種類があります。
団体によって一つずつ資格取得できるところや、マシン全て一括で取得できるところもあります。
特に、PMA加盟団体(Pilates Method Allianceの略で、国際的に認められた非営利団体のこと)は国際資格となるため高額になります。
ただ、前述した通り国際資格であると信頼度も高いため(PHI Pilatesは国際資格)、デメリットとは言いづらい…と思います。
最近はスタジオ独自の資格を発行していて安価なところもあります。
将来的にどこのスタジオでも通用するスキルを身に付けたいなら、国際資格を取得することをおすすめします。
PHI Pilatesの費用とメリット
PHI Pilatesとは、アメリカの教育学博士や理学療法士でもあるChristine Romani-Ruby氏(クリスティン・ロマニ・ルビィ)が設立した団体です。
機能改善やパフォーマンスアップをサポートし、病院のリハビリから一流のアスリートまでを対象としています。
養成コースは、一つずつ受けるシステムになっており、初期費用を抑えられるのが利点です。
まずはマットかリフォーマーからスタートします。
・リフォーマーⅠ:約23万円
マットⅠ/ⅡかリフォーマーⅠの養成コースを受けた後に試験があります。その試験に合格すると、他の資格も取れるようになります。
私の場合は、マットⅠ/Ⅱの養成コースから始め、試験に合格した後、他のプロップスやチェア、リフォーマーなどの資格を取得しました。
PHI Pilatesは資格を取得しただけで終わらないように、更新制度があります。
更新に必要な教育継続単位を取得し、2年に1度、更新・報告を行います。継続的に勉強を続け、質の高いピラティスを届けるためのシステムとなります。
PHI Pilatesのメリットとして、養成コースを格安で再受講できるという点があります。この制度はあまり他に見ません。
何度も養成コースを再受講することで、より知識が深まり質の高さを担保できます。
費用としても、1日5,000円から15,000円ほどで再受講可能で、資格更新のための単位にもなるのでかなりのメリットだと思います。
セミナーも充実しており、対面もオンラインもあるので選択肢が多いことも利点です。
資格取得までにかかる他の費用は?
受講料以外に用意しなければいけない費用は他に何があるでしょうか。
1.マシンの練習代
資格取得には養成コース以外に練習が必須です。
もし、マシンの練習が必要な場合は、マシンのレンタルスタジオを借りる必要があります。(相場は1時間3,000円前後)
私は、先にスタジオに採用してもらい、空いている時間に無料でマシンを使わせてもらいました。大体のスタジオは、空き時間もしくはレッスン前の時間は使わせてもらえる傾向があります。
2.養成コースの交通費や宿泊費
養成コースは数日間にわたって行われるため、会場が遠方の場合は宿泊費がかかります。
近い場所で養成コースが開催されるかを調べたほうが良いでしょう。
3.教材費や資格更新
養成コース以外に教材費や試験費用がかかることがあります。
また、資格更新には更新料や更新に必要な単位の取得(セミナーなどを受講することで取得)が必要になります。
他のピラティス団体の特徴と費用
代表的なピラティス団体の特徴と費用をまとめました。
*費用は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトをご覧ください。
Stott Pilates(ストットピラティス)
費用:マット約27万円/マシン各種約9万円〜32万円
特徴:カナダのトロントに本部を置く国際ピラティス団体。解剖学はもちろん、生体力学も取り入れ、フィットネスからリハビリテーションまで網羅する。ピラティス界の「アイビー・リーグ(名門校)」とも呼ばれている。(PMA加盟団体)
BASI Pilates (バシピラティス)
費用:ファンデーション3,900ドル/グラデュエート3,200ドル/コンプリヘンシブ(ファンデーション+グラデュエート)6,600ドル
特徴:1989年にRael Isacowitzによって設立された。35年以上にわたってトレーニングを提供した実績をもち、機能的な美しさは世界一と言われている。本部はカリフォルニアのニューポートビーチ。(PMA加盟団体)
BESJ (ボディ・エレメント・システム・ジャパン)
費用:マット約18万円/マシン各種約6万円〜26万円
特徴:日本発のピラティスメソッド。日本人の体格に合わせた指導方法で心身の健康促進、維持に寄与することを目標としている団体。ピラティスの他にマスターストレッチやパラセッターなどの資格も取得可能。
終わりに
ピラティスの資格は決して安くありません。将来どんなクライアントを救いたいのかで選ぶと後悔しないはずです。
痛みや不調を取り除いてあげたいなら解剖学に強いPHI Pilates、動きの美しさやフローを極めたいならBASI Pilatesなど団体によって強みは様々です。
しっかり検討して納得したところで勉強すれば一生モノの技術として身につきます。
そして学んだ先に、クライアントの身体の変化を一緒に喜べる日が待っています。
心から納得できる流派に出会い、インストラクターとしての活動がスタートできますように!


