ピラティスインストラクターの体型は、なぜあんなにしなやかで、無駄がなく、美しいのでしょうか。
1日に何時間もピラティスをしているから?
元々骨格がいいから?
実はその答えは、恵まれた骨格や体質でも、過酷な運動量でもありません。
私自身もクライアントさんから身体が綺麗、筋力がすごいと言われることも多いですが、最初からこうではなかったことを伝えると大体皆さん驚きますし、信じてもらえません。(笑)
私がやっているのは特別なこと、難しいことは全くなく日々の小さな積み重ね。
今やダイエットをしたい人はピラティス!姿勢改善をしたい人はピラティス!と、身体のお悩みがある方はピラティスを始める方が多いですよね。
そこがイコールで繋がった理由の一つには、ピラティスを実践していると公言する有名人の方々の美貌、そして指導するインストラクターたちのスタイルの良さがあると思います。
・あんな風になれたらいいな
・先生のスタイルを目標にしよう!
・ピラティスをやっていけばあの身体になれるのかな?
そう感じていた方も多いのではないでしょうか?
ピラティスインストラクターや実践者の身体を一言で表すならば
しなやかで引き締まった身体
本記事では、その身体ができる理由・日々の習慣・理想の体型像など、すぐに真似できる習慣をお伝えしていきます。取り入れやすいものからぜひ行ってみてください。
目次
ピラティスインストラクターの体型が美しく見える理由

1.姿勢が整っているから
私たちインストラクターは日々お客様に安心安全なレッスンを提供するために、まずは自分の体で体感することを大切にしています。
そのため骨盤、脊柱など身体を支えるための柱が自然に整っていくのです。
そのおかげで猫背や巻き方、反り腰など一般的な不良姿勢と呼ばれる姿勢からは離れていくことができるのです。
【身体の乱れは心の乱れ】【身体が歪んでいる人は性格も歪んでいる】
なんて言葉もこの世の中にはあったりします。内側からにじみ出るその美しさも姿勢に現れているのかもしれませんね。
2.体幹が働いているから
ピラティスはダイエットやボディメイクのイメージがありますが、そこがメインではなく、本来は自分の身体を自分で適切にコントロールできるようになること。
その為、筋トレや有酸素運動とは大きな違いがあります。
ピラティスは骨を支えてくれている深層筋、いわゆるインナーマッスルに働きかけ、身体を引き伸ばしながら鍛え、整えるという特徴があります。
フィットネスジムなどにあるマシンは筋肉を縮めて鍛えるものがほとんど。この大きな違いがあるのです。
私たちの体幹、身体を支えてくれる場所は深層にあります。この内側の強さを整えてくれる為余分なところに脂肪がつきにくかったり、しなやかな引き締まりに繋がるのでしょう。
3.日常生活の動きが美しいから
ピラティスの学びを深めていくと、身体の本来の使い方など解剖学的な正しい知識が身についたり、日々の練習のおかげで、悪い癖や使い方などが改善されていきます。
指先や足先までの細部の感覚、正しい足や腕の使い方が身に付いてくるので、一つ一つの動きに美しさ、正確さが現れるのだと思います。
そんな日常のちょっとした身体の使い方が体型の美しさとして印象に残るのかもしれませんね。
秘密は日常生活のちょっとした習慣

私たちの身体は、天気が毎日変わるように小さな変化が沢山起こっています。
そこに気づけるかどうかで身体の心地よさや心の豊かさが大きく左右されます。
完璧な人間は誰1人として存在しておらず、日々の習慣の積み重ねからその人を作り上げているのだと思うのです。
そしてそれは運動習慣があればいい、食事だけ整っていればいい、ではなく、全体を通して今の自分に合うものを選択し続けることが大切です。
そこで、ここではおすすめの1日の過ごし方をご紹介します。
朝
ストレッチをする
起きたらまずは寝たままでも、立ったままでも軽いストレッチをすること。
寝ている間に意外にも身体は固まってしまうのです。起きてすぐに縮こまっているところを伸ばすことで、身体の巡りもよくなり、代謝が上がる為燃焼しやすい身体に変化してくれます。
やることは簡単!背伸びをしたり、肩甲骨や股関節をくるくる回してみたり、身体を捻ったり。
沢山時間をかけようと思うと続けることが困難になりますから、まずはストレスにならないよう小さなことから始めてみましょう。
白湯や常温のお水を飲む
寒い時期でも身体は寝ている間に汗をかいています。枯渇している身体に水分を染み込ませるようにコップ1杯ほどのお水を飲みましょう。
腸の働きも良くなり、朝の排出の時間にもぴったりです。
日中
レッスン中も自分がまず、いい姿勢を意識する
姿勢改善などをしたいお客様が集まるスタジオで、インストラクターが丸い背中でレッスンをしていたらお客様の目にはどう映るでしょうか?
普段よりも少し意識的に姿勢を正し、レッスンをするだけで、動きが少ないパーソナル指導時なども自然に燃焼する身体へと変わっていきます。
隙間時間には自主練習や軽いストレッチを
私たちは指導者である前に、まず実践者であることが大切です。
その時の自分に合わせて身体の乱れを感じればちょっとした時間でサクッと整える。指導中に姿勢を崩さなければならないタイミングなどもあると思います。
そんな時もそのままにせずに、そのバランスを整えてから仕事を終えることを意識してみてください。
夜
お風呂上がりや寝る前に整える
1日の身体の強張りを取る為にも、疲れを癒す為にもその時に応じた軽いストレッチやエクササイズを取り入れてみてください。
その日の疲れはその日のうちに、と良く言いますが、本当にその通りでちょっとした疲れやむくみが蓄積されていくといつのまにか大きな不調に変わってしまいます。
筋膜リリース、ストレッチ、ピラティス、ヨガ、瞑想。その日の自分に必要なものを選択してみましょう。
睡眠の質を上げる
身体の回復には睡眠が欠かせません。本当にシンプルなことですが睡眠時間によって脳の働きも心身のエネルギーも大きく変化します。
ある脳科学の第一人者の方が、睡眠についてこんな言葉を言っていました。
『6時間睡眠が1週間続くと、徹夜をした時と同じ脳の働きになってしまう』
私はこの言葉を聞いた時とても衝撃でした。当時の私は日々夜更かしをしていて、少ない時は4時間ほど、目標とするものが6時間睡眠だったからです。
この話を聞いてからはいかに睡眠時間を確保するか、と1日のスケジュールを考え直し今では7〜8時間は寝るようにしています。
まとめ:美しい体型とは習慣の結果であり、人それぞれである
ピラティスを継続していけば、確かに身体の機能としては良くなりますし不調も緩和していくでしょう。
でも、ピラティス=痩せる、ボディメイクできるもの、ではないのです。
ピラティスは万能なものではなく、出来ることと出来ないことがあります。
ピラティスの役割を理解し、習慣つけること、そして、それ以上に日常にも意識を向け、小さな積み重ねをしていくことが大事なのではないでしょうか。
今、自分の体型に悩み、自己否定をしてしまうインストラクターさん。
体型の自信のなさからインストラクターの夢を諦めている方。
あなたのその価値観が、もしかすると自分を苦しめ、その場に留めてしまっているのかもしれません。
痩せているから美しい、筋肉質だから美しい。
美しさの価値観は人それぞれなのです。
あなたが思う美しさとはなんなのか?心地よい心身とはどんな状態なのか?
一般的な価値観にとらわれず、身体貯金、心貯金を貯めていった先にあなただけの美しさが見つかるかもしれませんね。
そして、そんな自然体の美しさが滲み出ているインストラクターこそが、【美しい体型】なのかもしれません。


