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「バレエに復帰したい」ピラティスインストラクターとして、私が一番印象に残っているエピソード、紹介します!

こんにちは。
ピラティスインストラクターのK.aです。

私は、バレエを幼い頃から習っていて、動きを習得するよりも解剖学的観点からピラティスを学んでみたいと思い、PHI Pilatesで資格を取得しました。

PHI Pilatesとは、PMA(Pilates Method Alliance)に加盟する国際的に認められた団体で、創始者は理学療法士の方です。

ピラティスのエクササイズが姿勢矯正させることを証明した論文を発表するなど、身体の機能改善に特化している団体という特徴があります。

現在は3つのピラティススタジオでマシンパーソナルとマットグループのレッスンを受け持ち、活動しています。

ピラティスとは?

ピラティスは、20世紀初頭にドイツ人のジョセフ・ピラティスさんという男性の方が考案しました。

子供の頃に病弱だった彼が、自身の身体を鍛えるために研究を始めたことがスタートでした。

第1次世界大戦で負傷した兵士のために寝たままでも運動ができるよう、リハビリとして発展させていきました。その後ニューヨークに渡り、ピラティスがダンサーに支持されるようになり、爆発的に広まったと言われています。

身体の体幹に関わるインナーマッスルの強化や、呼吸と運動の連動、心身を鍛えることに注力しているピラティスは、現代の人々にも良い影響をもたらします。

デスクワークが続いて肩こりや腰痛がある人、睡眠の質に悩んでいる人からパフォーマンスを上げたいプロのアスリートまで幅広く対応できる素晴らしいメソッドです。

老若男女問わず始められるのがピラティスだと体感していただけるよう、日々レッスンを届けています。

インストラクターになったきっかけ

私がピラティスを深く勉強したいと思ったきっかけは、ヨーロッパのバレエ学校留学中に足を骨折し、リハビリとしてピラティスをメインにトレーニングをしたことからでした。

松葉杖をついていましたが、ピラティスのおかげで1ヶ月半後にはトウシューズを履いて舞台に復帰していました。

早い復帰もそうですが、復帰後もピラティスのおかげで身体と踊りが安定し、バレエ以前に身体の土台づくりの大切さに気付かされました。

バレエで怪我をする人は本当に多いので、ピラティスを通して身体の勉強をし、自身も含めて怪我をしない身体作りを広めたいと考え、インストラクターになろうと決心しました。

実際に、バレエダンサーがレッスンを受けにきてくれましたが、ピラティスで獲得した感覚がバレエのレッスン中にも感じられ、身体が驚くほど引き上がり感動したと喜んでくれました。

当初のインストラクターになって届けたかった思いが通じ、私も非常に喜ばしかったです。

インストラクターとしての魅力

4年の活動のなかで様々なクライアントに出会いました。

全員に共通することは、「自分の身体を良くしたい」ということ。

”姿勢を良くしたい”、”首・肩こりを治したい”、”スムーズに階段の上り下りができるようになりたい”、”大きな怪我をしたが元々やっているスポーツに復帰したい”などクライアントによって要望は異なりますが、自分の身体と向き合うためにピラティスを始めようとスタジオにきてくださっています。

ピラティスを初めて良かったと思っていただけるように、日々勉強しながらレッスンを提供していますがその中でもインストラクターになって魅力的に感じたことを紹介します。

①クライアントの身体の変化を間近で見届けることができる

1レッスン大体50〜60分ですが、1回のレッスンだけでもクライアントの身体は変化します。

レッスンを始める前に今日の体調や痛みの有無を確認してからレッスンに移りますが、終わる頃には痛みが消え、表情が明るくなり元気に帰って行きます。

「身体が整って軽くなった」「痛みが消えた」「時間があっという間で楽しかった」など、クライアントからのポジティブなフィードバックはインストラクター冥利につきます。

②インストラクター自身の健康も守られる

クライアントに教えるにあたり、知識はもちろん、動き方や身体の感覚が分かっている必要があります。

そのためにも、解剖学の勉強をしたり、自分で何度も動きの練習をしたりします。自分の身体と向き合う時間は必然的に多くなり、インプットしたものをアウトプットすることでより理解が深まります。

自身の健康は指導者になってからでも守れるのです。

③やりがいを感じる

ピラティスは、動き方の習得や解剖学のみならず運動学や神経学、心理学など学びに終わりがない分野です。

クライアントも様々ですので、「オーダーメイドの指導」が大切になります。

一生学び続けるという点では大変さもありますが、その分クライアントの希望する結果に導けられますし、喜ぶ表情を見るとやりがいを感じます。

印象に残っているエピソード

インストラクターを初めて間もない頃に、腰椎を怪我し、手術も行った60代のクライアントのレッスンを担当することになりました。

クライアントの目標は、「階段の上り下りを不安なくできるようになりたい」「バレエに復帰したい」でした。

腰椎の怪我により、片足に痺れがあり階段が怖いと仰っていたのと、できればずっと続けているバレエにも復帰したいと。怪我をした時期や手術後の身体の状況、禁忌の有無など細かくヒアリングをし、身体の様子を見ながらレッスンを行いました。

身体の動きの癖を修正しながら、レッスンの回数を重ねていくごとに身体の柔軟性や安定性が向上し、できる種目も増えていきました。

当初は外で歩くのも怖かったのが、5回目で手すりがあれば足を交互に出して降りられるようになり、10回が終わる頃には医者からもバレエに復帰して良いと許可が降りました。

ピラティスのレッスンの最後にはバレエの動きも見るなど、ピラティスで得られることがバレエにも通ずることを自分の経験を持って伝えることができました。

その後、トウシューズにも復帰したりと数年間で身体が変化していき、できることが増えていく過程を間近で見ることができました。

なにより、「先生のレッスンがとても楽しいから続けられています。毎回レッスンで新しい発見もあって、いつも心待ちにしているんです」と何度も伝えてくださったことが1番心に残っています。

常にクライアントにとって発見があるようなレッスンを提供できるよう心がけていたので、これ以上ないお言葉を頂きました。

これからインストラクターを目指す方々へ

ピラティスは、自分の身体と向き合い、自分で身体を動かして良くしていく非常に素晴らしいメソッドだと思います。

インストラクターとして、クライアントを導くためには勉強を続けて技術を向上し、良いレッスンを提供することがとても大切になります。

しかし、技術だけでなく、人柄も非常に重要になります。

特にパーソナルは、1時間ほどコミュニケーションを取りながらレッスンをするので、クライアントが安心して受けられること、楽しく続けられることがピラティスを継続してもらう鍵となります。

信頼関係を作ることは、クライアントの身体のポジティブな変化に繋がります。技術はもちろん、クライアントとのコミュニケーションの取り方を勉強することも大事です。

ピラティスが心身を整える素晴らしいメソッドであることをより多くの人に伝えられるよう、共に学び、活動を続けていきましょう!

ゲストライター
ゲストライター
ヨガ・ピラティスの講師、ダイエット経験者など、さまざまな方々からのゲスト投稿および口コミ体験談です。
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