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11年勤めた小学校教員からピラティスインストラクターへ!転職して感じるリアルなメリット・デメリット教えます

近年ブームになっているピラティス。
最近ではピラティスインストラクターの求人も増え、資格を取得する人も増えています。

華やかに見えるピラティスインストラクターとは、実際にどのような仕事なのでしょうか。

この記事では、
・ピラティスインストラクターへの転職の実態
・給料(年収)はどうか?
・転職して感じるメリット・デメリット
・ピラティスインストラクターに将来性はあるの? 
・離職率はどの程度?

などのリアルな声を、実際にインストラクターに転職して半年の筆者がお伝えします。

転職までの経緯

私は3月末まで11年間、小学校で教員として働いていました。教員の仕事はとても忙しく、朝から夜まで頭の中は仕事のことばかり。あまりの激務で身体も心も疲弊していた時に、ピラティスと出会いました。

集中して自分の身体や心に向き合う時間はとても楽しく、いつの間にか仕事の疲れも忘れるほどピラティスに没頭していました。

そしていつしか、「私もインストラクターになりたい!」「この楽しさをいろんな人に教えたい!」と思うようになりました。

数年前から「教員を辞めて何か新しいことにチャレンジしたい」と思っていた私は、勤めていた小学校に退職を願い出て3月末に退職。

4月から早速転職活動を始めました。

しかし、大学を卒業してから教員の仕事以外何もしてこなかった私は、現実の厳しさに戸惑うことに…。

当時の私はピラティスの知識も浅く、インストラクター経験は無し。

職探しは難航しましたが、未経験でも応募可能なスタジオをいくつか見つけました。資格なしで転職活動をする際には、未経験OKのスタジオに絞ることをおすすめします。

最終的に4つの会社にエントリーし、2社から内定をいただきました。今の会社の決め手は働き方や給与面での待遇の良さと、社員さんの雰囲気です。今ではこの会社に決めたことや転職したことを心からよかったと感じています。

では、ここからは実際にインストラクターとして働いて感じるメリット・デメリットについてです。

転職して感じたメリット

まずは、転職して感じるメリット3つについてご紹介します。

①働きながら綺麗になれる

インストラクターは、基本的にお客様と一緒に身体を動かしながらレッスンを行います。また技術力向上のため、レッスンの空き時間はマシンを使って練習することが可能です。

自然に身体を動かす時間が増え、健康的で美しい身体になることができます。

私自身、研修期間1ヵ月で体重は3㎏、体脂肪率は2%減少しました。

自分自身が健康で美しい身体でいなければお客様への説得力もないという危機感から、日常生活でも姿勢や食事など意識して過ごしています。運動そのもので身体が変わったことも事実ですが、意識の面でもよい変化を感じています。

②時間の余裕がある

予約時間が決まっていることから、休憩は1時間しっかり確保することができます。また、急なキャンセルや変更があった時には空き時間になるので、自由に過ごすことができます。

以前は、空き時間全てをピラティスの練習や解剖学の勉強に充てていましたが、少しずつ自由に過ごす時間も増えてきました。

私の会社は副業もOKなので、今は空き時間でwebライターの勉強など新たなことに挑戦しています。

教員時代は当たり前だった休日の残務整理や残業も今は全く無く、休みの日は仕事に縛られずに過ごせるようになりました。時間の余裕が心の余裕にもつながっています。

③様々な年代・職業の人と出会える

私が所属するスタジオには、20代~70代まで幅広い年代のお客様が通っています。また、職業も会社員の方からモデル・CA、飲食業の方まで様々です。

インストラクターを始めてから、今までの仕事や普段生活する中では出会えないような方とたくさん出会うことができました。

人と関わることが大好きな私にとって、今の環境はとても楽しく幸せだと感じています。

転職して感じたデメリット

次に、転職して感じているデメリットを2つご紹介します。

①給料が低い

デメリットの1つめは、給料が大幅に減少したことです。

ピラティスインストラクターの平均年収は約300万~350万円前後。私が勤める会社も最初の6か月間は契約社員扱いで基本給24万円、7ヵ月目からは正社員となり、基本給は25万円になります。

ボーナスや交通費は別途支給されますが、教員時代の年収からは約半分に。

覚悟して転職したものの、最初は生活水準を下げることに苦労しました。

しかし、調べてみると経験やスキルに応じて500万円以上稼いでいるインストラクターが多くいることも分かりました。給料を上げるためには、資格の取得やスキルアップが絶対条件。

会社によっては、「勤続〇年で資格取得にかかる費用を〇割負担」など支援してくれるところもあるようです。

私自身、今は地道に経験を重ね、知識やスキルを磨いて年収アップにつなげていきたいと考えています。

②お客様対応の難しさ

私が感じるデメリットの2つめは、お客様対応の難しさです。

現在勤めているスタジオは開業して間もないので、3割程度が新規のお客様です。そのため、入会していただくためには体験レッスン時に営業をしなければなりません。

教員時代、ノルマなどが無かった私にとって、営業成績が数字として出るのは大きなプレッシャーです。

体験レッスンに来てくださるお客様は、基本的に「ピラティスを始めたい!」「スタジオを探したい!」と前向きに考えてくださる方ばかりです。

しかし、中には「無料で体験ができるからなんとなく…」「他のスタジオに通っているけど他のインストラクターのレッスンも受けてみたい」など、入会の意思なく来られる方もいらっしゃいます。

「入会してほしい」という気持ちが先走ってしまい、自分ならではのよさが出せないこともしばしば。また、通ってくださるお客様の中には、気難しい方やどうしても合わない方もいらっしゃいます。

他人の顔色を伺って一喜一憂してしまう性格の方は、もしかしたら疲れてしまうかもしれません。

ピラティスインストラクターの離職率はどの程度?

あくまで参考程度に聞いて頂ければと思いますが、ピラティスインストラクターの離職率は、フィットネス業界全体の平均と比較すると「やや低い、あるいは同等」である傾向にあると言われていますが、その内訳(辞める理由)には大きな特徴があります。

フィットネス業界全体(スポーツジム、パーソナルトレーニングなど)の離職率は、一般的に30%〜50%(特に新卒3年以内)と非常に高い部類に入りますが、ピラティスは「専門性の高さ」が離職率に影響しています。

現在、ピラティス市場は日本国内で1兆円規模(2025年予測ベース)を超えて成長しており、「インストラクターの争奪戦」が起きています。そのため、単純なインストラクター疲れによる離職よりは、条件の良いスタジオへの「引き抜き」や「移籍」による離職が活発です。

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ポイント: ピラティスインストラクターの離職率は、数字上はフィットネス業界平均より少し低い程度ですが、その中身は「キャリアアップのための独立・移籍」が大きな割合を占めています。

また、すでにピラティスの資格をお持ちの方は「せっかく取った資格を無駄にしたくない」という心理が働き、フィットネス業界全体に比べると、他業種へ転職してしまう率は低い傾向にあります。

ピラティスインストラクターに将来性はある?

近年、健康志向の高まりやSNSの力でピラティスに対する需要は急増しています。

しかし、実はこのブームは第三次ブームと言われており、一次ブームは20年も前のこと。ピラティスは長い期間日本の方たちに親しまれているのです。

マシンピラティスの起源は、第一世界大戦で負傷した兵士のためのリハビリでした。高齢化が進む日本で、ピラティスは高齢者の健康維持としても注目されています。また、企業向けのピラティスプログラムなどを行っているスタジオもあります。

資格取得や研修を通じて実践力を向上することで、安定した収入を得ることができるでしょう。

現役ピラティスインストラクターが教える!転職のメリット・デメリット まとめ

この記事では、教員からピラティスインストラクターに転職した筆者が、経験を基にリアルな声をご紹介してきました。

転職までの経緯

ほとんど未経験の私でも、1ヵ月で転職活動を成功させることができました。スタジオを探す際には、未経験OKの会社に絞り、譲れない条件を決めておくことをおすすめします。

転職のメリット

①働きながら綺麗になれる
②時間の余裕がある
③様々な年代・職業の人と出会える

転職して感じたデメリット

①給料が低い
②お客様対応の難しさ

ピラティスインストラクターに将来性はある?

近年の健康志向の高まりを見ると、ピラティスは今後もどんどん飛躍する分野だと言えるでしょう。ピラティスインストラクターになろうか悩んでいるという方は、ぜひこの機会にインストラクターを目指してみてくださいね。

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